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Passion

私たちが目指していること

変革的イノベーション・メディアサービス企業

私たちの挑戦は、組織やユーザーに、メディアとの接し方を変革する、革新的なメディア・ソリューションを創造し、提供することです。

私たちは、「ミドル」ウェアでも、「要素」技術の会社でもありません。私たちは、バックエンドのクラウド・データベースから、ハードウェアとユーザーインターフェースまでも含めたEnd-to-Endのソリューションを開発し、運用する一気通貫したサービスカンパニーです。このバリューチェーンの全体と、顧客との直接的な接点を持つことにより、顧客視点を持って最高のユーザー体験を提供することができます。

ビジョンとミッション

1999年に世界で初めて発売されたHDDレコーダーを見た時、私たちのビジョンが拓けました。当時、クラウドの概念はありませんでしたが、これから目の前に拡がるのは、ストレージ容量が無限の世界ということを予感しました。そうなった時、各家庭では無限のストレージにアクセスして映像コンテンツがいつでも見放題となります。そのような未来に、最も重要になるのは、「情報」だと考えました。これが、私たちの最初のプロダクト、”SPIDER”の始まりです。

passion

テレビで飛び交う情報は、整理・統合されていなかったので、視聴者が見たい情報を検索することはできませんでした。制作・放送されたコンテンツが、ネット上でどれだけ反響を起こしているかを認識することもできませんでした。そして、広告を出す企業にとっては、CMの効果測定もしづらく、ブラックボックスに近い状態でした。

しかし、インターネットやIT等の技術の進展により、テレビの外では日々、膨大な情報やデータが処理されて流通しています。モノやサービスの販売や消費に関わるさまざまな情報が見える化される現代社会の中で、テレビは消費活動に大きな影響力を持っているにも関わらず、その中の情報はオープンになっていない、それは視聴者にとって不便であるだけでなく、テレビを支えている広告主にとっても不満となっていました。そこで、われわれは、データが十分ではなかった番組やテレビCMのデータベース化を進め、情報の透明性を拡大する情報プラットフォームを構築することで広報や広告、マーケティングなどに関わる業務や意思決定をデジタル化して社会に貢献していこうと決めたのです。

HDDレコーダーで全録するだけでなく、日本で初めてテレビの番組の中のトピックを検索してピンポイントでその話題のシーンを見ることができるSPIDERを開発し、発売しました。

また、日本の放送史上、初めて全国のすべてのテレビCMをデータ化し、効果測定を可能にした全国エリア別CMデータベース"Madison"はデータの蓄積開始以来、まもなく5年が経過し、この間のCMのビッグデータは、2億レコード以上にのぼります。

そして、テレビのデータとして最後のブラックボックスだったテレビ通販番組枠のデータを可視化することを構想してまいりました。2021年春にサービス開始です。通販企業にとっては、CMと併せて両輪となるデータになります。

当社は、まだ可視化されていない情報や構造的に整理されていないデータを、これからもテクノロジーを用いてデータベース化し、誰もが使いやすく、驚きが生まれるようなユーザーインターフェースに仕立て上げて提供し、これからも社会のデジタル化に貢献していきます。